2020年もいよいよ押しせまり、エイブルでは今日が仕事納めです。手作りの門松はグリーンサポーターの力作です。

さて、今年は、新型コロナウイルスの影響のため、講座や事業の削減や定員の縮小など、大打撃でしたが、後半からは三密対策を行い、手指の消毒、検温を行って感染防止対策をしっかりおこなってまいりました。０密を目指しました。

巷では、文化芸術は不要不急論！という現象にも出会いましたが、ポイントを絞った対策を行いホール事業、講座などを開始してきました。

9ヶ月の自粛生活を余儀なくされていた山田姉妹は、「山田姉妹ソプラノデユオコンサート」を鹿島の地で久しぶりに実現することとなり、人の前で歌うことの幸せと喜びを改めて再認識したと言ってくれ、また観客の皆さんからは「このホールで、今日の音楽が聞けて感動して涙が出ました」と語ってくださいました。生の歌声の中、観客の一体感、傍で聴いていた私も涙が出てしまいました。

こんな時こそ一体感は、必要なんだと改めて感じさせてもらいました。文化芸術は不要不急ではなく人間にとっての必須ビタミン剤のような存在なのだと実感させられました。文化芸術の持つ力を改めて感じさせてもらったこの1年でした。

関わて下さった皆さん、ありがとうございました。どうぞ皆さんよいお年をお迎えください。来年が皆様にとってより良い年になりますようにお祈り申し上げます。