寄付台帳か、みたいな軽い気持ちで読んでいくと!!!
エイブルでは、図書館・床の間コーナーで、ふるさと再発見事業を行っています。 今日は、ある学校を訪ねて、校長室の金庫を調べさせていただきました。そこで、
昭和20年の終戦前の寄付台帳を見て唖然!
えっ!外国からの寄付?フィリピン、満州、昭南島(シンガポール)などからの寄付者が名簿にあったのです。うちの学芸員に尋ねたところ、「これは、もう戦時下で、自分も長くない、どうせ死ぬかもしれない。ならば、我が母校の小学校の子供たちのために本を買ってもらおうと戦地からお金を送っているのです。」と教えていただいた。
何という、悲壮な現実を突きつけられたものだ。悲しい、おひとりお一人の名前があるのが辛い。あの当時の時代に一気に連れ戻された感じがした。
二度と戦争はあってはならない。二度と!!!
(マモル)