四月一日さん
以前、NHK番組ネーミングバラエティーで「四月一日」という苗字は、ワタヌキということを知りました。旧暦四月一日といえば、衣替えをする日。今まで着ていた綿入れを脱ぎ、あわせに着替えるから「四月一日」をワタヌキというそうです。
そんなことから、数字や月、日の着いた苗字を探してみると、「八月一日」はホズミさんと読むそうです。旧暦の八月一日は、稲の穂を摘んでいたことからホズミさんとなったようです。
さらに「日月」とかいて、タチモリさんと読むようです。ツイタチのタチと、ツゴモリのモリが合わさったもののようです。
そんな中、「栗花落」を見つけました。栗の花が落ちると書いて「ツユイリ」さん、「ツユリ」さんと読むようです。これは、毎年梅雨入りのころになると栗の花が落ちるからだそうです。
苗字は、地形や昔の役職、さらに、その土地の風習などと関係して難しいものがあります。
難読文字は、苗字だけでなく地名にもあります。
例えば、鹿島でいうと「黒川」「神水川」「西葉」[龍宿浦]などは難読文字、読めるでしょうか?鹿島独特なのが「川」を「ゴ」と読ませるところです。どうしてそうなったのか不思議ですが・・・。
★読み方(クロゴ)(シメゴ)(サエ)(ヤノウラ)
タグ:館長コラム