鹿島市の涅槃図展 ~受け継がれてきた文化遺産~
鹿島市の涅槃図展 ~受け継がれてきた文化遺産~
[期間] 4月2日(火)~6月30日(日)
前期: 4月2日(火)~5月19日(日)
後期: 5月21日(火)~6月30日(日)
[場所] 鹿島市生涯学習センター・エイブル 2階 床の間コーナー
[主催] 一般財団法人 鹿島市民立生涯学習・文化振興財団
4月から6月にかけて鹿島市内の寺院に受け継がれている涅槃図を展示します。涅槃図は、仏教の開祖釈迦の死を弟子や動物たちが囲み、嘆き悲しんでいる様子が描かれたもの。釈迦が亡くなった日に行われる涅槃会(ねはんえ)という法要で用いられます。それぞれの寺院に受け継がれてきた涅槃図は、私たちの先祖も代々観てきたものです。
前期は、昭和31年に岩永京吉さんが描いた涅槃図(興善院蔵)とその下絵(岩永京吉美術館蔵)を展示します。岩永さんは鹿島高等学校等で、美術教師として学生の指導にあたり、画家としても活躍されました。
後期は、昭和初期に描かれた涅槃図(岩松院蔵)を展示します。縦の長さが2m90cmくらいの大きな涅槃図です。
釈迦の周りの人々や動物たちの表情がどのように描かれているか、芸術としての涅槃図をお楽しみください。
☆ギャラリートークを開催します。☆
【日時】4月28日(日)10:00~
【場所】エイブル3階 研修室
【演題】「個々のスケッチか読み解く岩永京吉の涅槃図(興善院蔵)」
【講師】石川宗晴さん(岩永京吉美術館館長)