能古見が生んだ水墨画の巨匠 雲谷等顔 展 ~後期展示~
能古見が生んだ水墨画の巨匠 雲谷等顔(うんこく とうがん) 展 ~後期展示~
[期間] 平成30年10月2日(火) ~12月24日(月)
前期: 10/ 2(火)~11/11(日)
後期: 11/13(火)~12/24(月)
[場所] 鹿島市生涯学習センター・エイブル 2階 床の間コーナー
[主催] 一般財団法人 鹿島市民立生涯学習・文化振興財団
雲谷等顔は萩藩毛利家の御用絵師で、雲谷派の祖にして、桃山画壇の巨匠です。
天文16年(1547年)に肥前国藤津郡能古見城主、原豊後守直家の二男として生まれたと伝えられています。
京都で画業修行に励み、安芸を本拠とする戦国大名毛利輝元に召し抱えられます。雪舟の『山水長巻』(毛利博物館蔵)と雪舟の旧居『雲谷庵』(山口市)を与えられ、雪舟の正当な継承者として雲谷派を立ち上げました。京都にもたびたび赴き、大徳寺など大寺院の襖絵も制作しています。元和4年(1618年)、72歳で没しています。
本年は、雲谷等顔没後400年にあたり、佐賀県立博物館・美術館の協力を得て、等顔の作品を展示します。
後期11/13(火)~12/24(月)は、雲谷等顔の達磨図(掛軸)や、雲谷派を継承した、息子の雲谷 等益(とうえき)、孫の雲谷 等璠(とうばん)の掛軸も展示します。どの作品も鹿島では初めての展示です。
雲谷派継承の流れを感じられる展示をぜひ、ご覧ください
なお、山口県立美術館で開催される「没後400年雲谷等顔展」の12月2日(日)の見学ツアーは定員に達し、現在キャンセル待ちになっています。
☆ギャラリートーク終了しました。☆
【日時】10月28日(日)10:00~12:00
【場所】エイブル3階 研修室
【演題】「雲谷等顔について」
【講師】福井 尚寿さん
(佐賀県立博物館・美術館 副館長)
後日レポートを公開いたします。