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館長コラム

夢の途中

来生たかおの作詞作曲「夢の途中」はよく歌ってました。人間は、夢を見る動物。人生は夢がないと、生きていけない。

~ 夢の途中 ~

♪『さよならは別れの言葉じゃなくて/再び会うまでの遠い約束/今を嘆いても胸を痛めても/ほんの夢の途中/このまま何時間でも抱いていたいけど/ただこのまま冷たい頬をあたためたいけど・・・』(来生えつこ・たかお作詞作曲)とありますが、私の世代が、よく歌っていました。

また、薬師丸ひろこ主演の映画『セーラー服と機関銃』の主題歌にも出てきます。歌詞が若干違いますが・・・。

さて、「夢」の語源は、眠って見るから「寝目(いめ)」だそうですが、人は、眠らずにも夢を見ることができます。そして、夢を追い続けたり、あきらめたり、あきらめきれなかったり・・・。

途中でやり残した夢を残夢というのに対して、あきらめきれないような夢を「見果てぬ夢」といいます。同じ夢の途中でも、少し違いますね。

死ぬまで夢を追い続ける限り、夢の途中で最期を迎えることもあるでしょう。しかし、自分で、「見果てぬ夢」を作っている場合もあるかもしれません。

夢に背中を向けながら、あきらめきれないと思っていたら、永遠に「見果てぬ夢」のままで過ぎて行ってしまいます。

いつまでも、夢を持って、追いかけて行くほうが、明るい希望と元気がわいてきますね。

                 

                 エイブルの木10月号「エイブルからこんにちは」より

                                 館長  永池 守

 

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