第3期「熊本 義泰 青磁展 ~翠青磁の魅力と技法~」
12月 1日(日)~12月27日(金)茶器・香炉・菓子器など
熊本義泰(よしひろ)さんは鹿島市浜町出身の青磁陶芸家です。
1972年(昭和47)から、天目の第一人者といわれる木村盛和氏に師事し、京都府や福井県で天目の制作・研究に没頭しました。
1979年(昭和54)に帰郷。当地に窯を開き、多良岳産出の岩石で天目を制作し「日本伝統工芸展」に入選していましたが、中国宋時代の翠(緑色)の青磁に出会ったことで、透明感のある緑色の「翠青磁」を目指して制作するようになりました。
1987年(昭和62)に日本工芸会正会員となり、日本伝統工芸展、西部伝統工芸展等に入選・入賞。自宅ギャラリーや高島屋(大阪・横浜)・あべの近鉄等で作陶展を開催されています。
現在は佐賀県陶芸協会理事、鹿島市文化連盟会長を務め、地域活動にも精力的に取り組んでおられます。
第3期は、生活を彩る翠青磁草花文輪花鉢や青瓷碗、砧青磁ぐい吞み、砧青磁駱駝香炉などを展示中です。
◆展示期間 令和6年10月1日(火)~12月27日(金)
第1期 10月 1日(火)~11月 7日(木) 〔日本伝統工芸展入選作品〕
第2期 11月 9日(土)~11月29日(金) 〔生活を彩る花器〕
第3期 12月 1日(日)~12月27日(金) 〔茶器・香炉・菓子器など〕
◆場所 鹿島市生涯学習センター・エイブル 2階 床の間コーナー