鈴田 滋人 作品展 自然のリズムと型 ~木版摺更紗の可能性を求めて~ 第3期
1月~3月は鈴田滋人さんの作品を紹介します。
鈴田さんは、昭和29年鹿島市まれで、鹿島高校から武蔵野美術大学日本画学科に進学されました。昭和56年から、木版と型紙を併用する「鍋島更紗」の研究と復興に力を注いだ、父・照次さんの技法を受け継ぎながら、独自の作風を確立されました。
日本伝統工芸展などで多数入賞され、平成20年に「木版摺更紗」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。現代感覚あふれる、新たな可能性を追求して制作を続けられる一方で、日本工芸会参与も務められています。
第3期は、木版摺更紗の着物や額を展示しています。「舞花」は夕方に開くオシロイバナが舞っているような様子を、「花枝垂れ」は、しだれ桜が咲き誇っている様子を表現されています。小さな型の繰り返しから生まれる文様をお楽しみください。
交流プラザには、スケッチや制作に用いる道具なども展示しています。
展示のほかに、故・井手洋子監督が鈴田さんの制作を追った文化庁の工芸技術記録映画『木版摺更紗-鈴田滋人のわざ-』のダイジェスト版もご覧いただけます。
【第1期】1月 4 日(木) ~ 2月4日(日)
【第2期】2月 6 日(火) ~ 2月25日(日)
【第3期】2月27日(火) ~ 3月31日(日)
【第3期】2月27日(火)~ 3月31日(日)
☆ギャラリートーク終了しました☆
文化庁記録映画『木版摺更紗-鈴田滋人のわざ-』オリジナル版の上映と鈴田滋人さんのお話
日 時: 2月4日(日)14時~
場 所: エイブル 3階 研修室
電話:0954-63-2138