おしゃべりは、心のストレス解消。あんな話、こんな話と四方山話を楽しみましょう。きっと、おしゃべりを楽しむ人は、元気で長生きができるようですよ。
よもやまというのは、「四方八方(よもやも)」が変化したものだといわれています。
四方八方(しほうはっぽう)、つまり、あちらこちらという意味です。
日本は山が多い国・・・四方の山で見てきたこと、聞いたことで話に花が咲くということも多かったことでしょう。
また、山盛りの話題という感じで、「四方山話」という言い方が親しまれてきたのではないでしょうか。
親しい仲間に久しぶりに会えば、四方山話は尽きません。
「話す」の語源は、「放つ」だそうです。おしゃべりを楽しむことは、心を解き放つことにつながるのですね。
つまり、おしゃべりが、ストレス解消に役立つわけです。だから、おしゃべりを楽しむ人は、元気で長生きができるわけです。おしゃべり好きは、きっと、ストレスをためない方法を自然と身に付けているのでしょう。
解き放した言葉と心、受け止めてくれる心と言葉・・・。心の健康には必須のようです。
体の健康づくりでウォーキングやストレッチをしますが、心の健康づくりには、おしゃべりが心のストレッチ!おしゃべりを楽しむと自然に笑顔が生まれ、老化防止にもつながって一石二鳥!
四方山話を楽しむ余裕を持ちたいですね。
エイブルの木10月号コラム「エイブルからこんにちは」より
館長 永池 守