ふるさとの文化財展〈エイブル・鹿島市役所生涯学習課連携〉前期展示
[期間] 令和2年4月1日(水) ~ 6月28日(日)
4~6月の床の間コーナーは、鹿島市内にある指定文化財を展示します。鹿島市には、貴重な文化財が数多くあり、今回は二期に分けて紹介します。前期は、旭ヶ岡遺跡から出土した鉄戈(てっか)や銅矛(どうほこ)のほか、岩屋山や蟻尾山麓の片山から出土した経塚遺物を中心に展示します。
武器で祭礼道具の鉄戈は、北部九州で出土している20数例の中で最大級のものです。平成27年に鹿島高等学校の校舎改築工事に伴って実施された発掘調査で出土しました。これにより、旭ヶ岡遺跡が弥生時代(約2000年前)の鹿島地方の拠点集落で、有力な支配者がいたことが明らかになりました。この旭ヶ岡遺跡出土の鉄戈は、新たに佐賀県の重要文化財になりました。指定後初の展示です。
ほかにも、誕生院にゆかりのある五鈷四天王鈴(ごこしてんのうれい)や、岩屋山興法寺の石像仏も展示します。なかなか見る機会が少ない、貴重な文化財資料の数々です。この機会にぜひ、ご覧ください。
前期:4月1日(水)~ 5月24日(日)
後期:5月27日(水)~ 6月28日(日)
前期展示:4月1日(水)~ 5月24日(日)
タグ:床の間コーナー(終了)