第2期 鹿島美術人協会50周年記念事業「鹿島をリードした芸術家たち」
鹿島市の芸術を引っ張ってきた鹿島美術人協会が発足して今年で50年を迎えます。その記念事業として床の間コーナーでは鹿島美術人協会 会員の作品を展示します。
第1期は、日展評議員を務め、改組日展で文部大臣賞を受賞された納富進さん(1911~1976)、日本工芸会理事で芸術選奨文部大臣を受賞された染織家の鈴田照次さん(1916~1981)、日展会友で佐賀美術協会理事長も務められた日本画家 岩永京吉さん(1917~2011)、日展会友で佐賀美術協会顧問となられた菊池義泰さん(1924~2002)の作品を展示しました。この4氏は鹿島市の美術の礎を築き、次世代の育成にも大きく貢献されました。
第2期は、染織家として重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された鈴田滋人さん、日本工芸会正会員の青磁作家 熊本義泰さん、日展会友で七宝作家の石橋美代子さんの作品を展示しています。
第3期は、絵画作品を中心に展示します。日展会友で東光会常任審査員でもある金子剛さん、独立美術協会会友の光武洋さん、二紀会準会員の鶴田英昭さん、行動美術協会会員の杉光定さん、元佐賀美術協会事務局長の下村康二さんの計5名の絵画作品を展示します。
また、10月13日~20日は、『鹿島美術人協会 50周年記念展』を開催。13日にはエイブルホールで記念シンポジウム『鹿島の美術 50年のあゆみ』を開催し、たくさんのご来場をいただきました。
[期間] 令和元年10月1日(火) ~ 12月22日(日)
第1期:10月1日(火)~11月4日(月)~鹿島の美術の四大巨匠~
納富 進(すすむ) 鈴田 照次(てるじ) 岩永 京吉(きょうきち) 菊池 義泰(よしやす)
第2期:11月6日(水)~12月1日(日) ~鹿島の工芸の今を率いる作家たち~
鈴田 滋人(しげと) 熊本 義泰(よしひろ) 石橋 美代子(みよこ)
第3期:12月3日(火)~12月22日(日)~鹿島の美術の今を率いる作家たち~
金子 剛(たかし) 光武 洋(ひろし) 鶴田 英昭(ひであき) 杉光 定(さだむ) 下村 康二(やすじ)